Idée Capricieuses ~元イギリス大学日本担当官の気まぐれブログ~

元イギリス大学日本担当官のブログです。 イギリス留学やサセックス大学、大学のある街ブライトン、趣味であるHR/HMや留学中に体験した奇妙な経験など思いついたことを気まぐれのままに書いていくブログです。

ブライトンのクリスマスについて

皆さん、こんにちは!

サセックス大学日本担当官です。

今日はそろそろクリスマスの時期が近づいてきましたので、ブライトンのクリスマスについてお話していきたいと思います!

概要

12月と言えばクリスマスですね!

クリスマスは、元々イエス・キリストの生誕を祝うお祭りであり、イギリスやヨーロッパも含めて、キリスト教圏の国々では祝日となっています。

12月24日のクリスマスイブ~26日のボクシングデイの3日間は休みなっているところがほとんどです。

学校や企業とかだと、上記3日間だけでなく、前後の1週間くらいも含めて長期休みを取るところが多いです。

日本のクリスマスとは大きく違い、基本的には家族で集まって食事や団欒を楽しむことがメインとなっています。逆にカップルや友人と一緒にクリスマスを過ごす人はほとんどいません。

イギリスでのクリスマスの過ごし方は日本で言うところの大晦日~お正月に近いですね。(イギリスに限った事ではないですが)

上記の通り、クリスマスは完全な祝日と言うことで、イベントやクリスマス限定品の販売、レストランの特別メニューなどはクリスマス前に行われます。イベントの種類やお店によっては、26日以降もしばらく開催・販売していることもありますね。

サセックス大学のある街ブライトンでもクリスマス関連の行事やショップはたくさんあります。

さて、前置きはここまでにしておいて、今回はブライトンで行われているクリスマスイベントについて、ご紹介していきたいと思います!

※つい先日のニュースレターでも書きましたが、クリスマス関係の情報はこの時期くらいしか書く機会がないので投稿しました。

アイススケートリンク

アイススケートリンクはRoyal Pavillionの前です

まず最初に紹介するのは、ブライトン中心地にある観光地"Royal Pavillion"の建物前に設営されているアイススケートリンクです。

Royal Pavillionに関しては、以前ブライトンの観光スポットとしてご紹介していますので、未読の方は↓をご一読ください。

kkm10m.hatenablog.com

このスケートリンクは毎年10月下旬~1月上旬くらいまでの約3か月間のみ設営されます。

2022年度だと10月29日~1月8日までです。

料金は大人一人だとピーク時£16(約2600円)で45分間アイススケートを楽しむことができます。学生割引も付いていますので、割引価格だとピーク時のお値段は£14(約2300円)となっています。

※ピークタイムは平日17:00~22:00、週末およびクリスマス時期の12月17日~1月3日の終日

ピーク時を避けて利用すれば、よりお安い価格でご利用いただけます。

スケート用のシューズは現地で借りれますので、持っていなくても楽しむ事ができます。

公式サイトによると、予約時間の20分前にスケートリンクへ到着しておくことが推奨されています。

リンク端にカフェも設営されており、幻想的な光景を眺めながら、バーガーやピザ、スナックなどの軽食やワインを満喫できます。

こちらのカフェはスケート利用問わず、誰でもご利用可能です。スケートは興味ないけど、カフェに行きたい!と言う方でも大丈夫です。

アイススケートもカフェもそうですが、ピーク時はかなり混雑する事が多いので、行くのであれば事前に予約しておくことをおすすめします。

返金対応は一切受け付けておらず、当日に雨や嵐だったとしてもチケットの返金はないみたいです。

まあ、あれですよ、雨でも濡れながら滑れ!っていうことでしょう。

以下、公式サイトです。

royalpavilionicerink.co.uk

Burning The Clocks

時計だけでなく、いろんなデザインのランタンがある

次にご紹介するのは"Burning The Clocks"と呼ばれるイベントです。

こちらはハンドメイドランタンを掲げながら、街中を歩き、最後にビーチで火を灯して燃やす一種のパレードですね。

写真のように、Burning The Clocksと名前が付いていますが、決して時計デザインのランタンのみではなく、色々なデザインのランタンで構成されているパレードです。シンプルなものからかなり手間のかかりそうなデザインまで様々なランタンが行進しているので、見ていて楽しいと思います!

最後にランタンに火を灯して燃やすので、↓の写真のように燃える前後で違う楽しみ方ができます。

燃やすと綺麗ですね

Burning The Clocksは無料で観覧できますので、もしご都合がつくのであれば、行ってみてはどうでしょうか?

2022年だと、12月21日(水)に開催される予定です。

詳しくは下記公式ウェブをご確認ください。

samesky.co.uk

ところで、全然関係ないことなんですけど、Burning The Clocksの鳥デザインのランタンが燃えている写真って、ラーの翼神龍ー不死鳥形態またはポケモンのファイヤーにちょっと似てませんか?


Burning the Clocksラーの翼神龍ファイヤー
ヒョロヒョロになったラーの翼神龍・ファイヤーっぽい
出典: 遊☆戯☆王 ©高橋和希/集英社
出典:ポケットモンスター ©株式会社ポケモン/任天堂/クリーチャーズ/ゲームフリーク

クリスマスマーケット

クリスマスマーケット

ヨーロッパのクリスマス行事と言えば、クリスマスマーケットですが、ブライトンの街でもご覧の通り、クリスマスマーケットが開催されます。

毎年11月中旬から12月クリスマス前までの1ヶ月間ほど開催しており、クリスマスデコレーションでとてもきらびやかなお店が立ち並んでいます。

マーケットでは、クリスマス限定のグッズやハンドメイドアクセサリー、季節限定スイーツなど幅広い物品を販売しています。

日本で見かけない物や手に入らない物も販売されているので、見て回るだけでも楽しいと思います!

写真のクリスマスマーケットはSt.Peter's Churchと呼ばれる教会付近で開催されるマーケットです。

一つのエリアを貸し切って開催しており、入場自体は無料ですので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

また、その近くではApres Skiと呼ばれるバーが設営されます。

このApres Skiは内装が一風変わった感じのバーとなっており、クリスマスマーケット期間のみオープンしています。

Apres Ski:ロッジみたいな感じです

St. Peter’s Church付近のクリスマスマーケット及びApres Skiの情報は下記ウェブサイトをご参照ください。

www.brightonchristmasfestival.com

大小問わず、ブライトンの街では他の場所でもクリスマスマーケットが開催されていますので、歩き回って探索してみるのも一興です。

クリスマス寒中水泳

朝から寒中水泳

公式のイベントではないですが、クリスマス風物詩という事で寒中水泳も紹介しておきます。

毎年クリスマスの日(12月25日)になると、写真のようにサンタクロースなどのクリスマス関連のコスチュームも身に着けて、ブライトンの海で泳ぐ人たちがたくさんいらっしゃります。

どうやら、昔から続く一種の伝統的なイベント?らしく、極寒の中、朝から果敢に水泳をしている方々を見かけることができます。

イベントとは言っても、誰かが管理・運営しているようなものではないですが、毎年だいたい11時くらいから入水し始めるらしいです。

ビーチでその様を眺めるのも良いですし、寒中水泳に挑戦してみてもいいでしょう。

※海が荒れている時は泳がない方がいいと思います。天候によっては、ビーチそのものが閉鎖されることもあります。

まとめ

以上、クリスマス期間に行われるイベントのご紹介でした。

ここで挙げたのは代表的なものピックアップしただけでして、他にもミュージカルとかエンターテインメントショーとか色々やってますので、詳しくはお調べください。

ブライトンだけで色んなイベントがありますが、他の街に行けば、また違ったイベントがあるかと思います。

自分に興味のあるイベントがあれば、せっかくの機会なのでぜひ足を運んでみてください!

今週はここまで!