Idée Capricieuses ~元イギリス大学日本担当官の気まぐれブログ~

元イギリス大学日本担当官のブログです。 イギリス留学やサセックス大学、大学のある街ブライトン、趣味であるHR/HMや留学中に体験した奇妙な経験など思いついたことを気まぐれのままに書いていくブログです。

タダでもいらない!イギリスで見た/聞いた珍事⑥~不味すぎるカップ麺編~

皆さん、こんにちは!

サセックス大学日本担当官です。

今日はイギリスで売っているカップ麺について実体験を交えてお話していきたいと思います!

※サムネ画像はあくまでイメージです。この写真に写っている商品が低品質という意味ではありません。もっとも、一つの商品を除けばの話ですが・・・

カップ麺について

日本でも大人気のカップ麺およびインスタント麺ですが、イギリスでもよく売られており、日本食スーパーマーケット以外の様々な国内の大手スーパーマーケットでもよく見かけます。

お湯をかけて少し待てばすぐに食べれるインスタント麵は何かと役に立つ機会が多いためか、あまり料理をしないイギリスの人たちもよく食べるみたいです。

品種も結構多く、有名なPot Noodlesからちょっと日本っぽいブランドKabutoなど様々なインスタント麺が売られています。

日本のブランドだと、日清食品の出前一丁(袋麺)とお馴染みの日清カップヌードルくらいは一般的なスーパーでも置いていることが多いです。

補足ですが、日清食品のインスタント麺は日本から直輸入ではなく、香港にある工場から製造→輸入しているみたいで、日本のブランドにしてはやけに低価格で販売されています。

ただし、イギリス国内の日清カップヌードルは日本で売っているものとは違い、チキン枝豆や照り焼き、ビーフ野菜みたいなちょっと変わった味が多いです。

この写真は一部の味のみです

個人的に一番マシだったのがシーフードと豚骨ですね。特にシーフードは日本で売っているカップヌードルシーフード味に結構近いです。他はまあまあでした。

というのも、製造方法または製造場所が違うためか、同じブランドの同じ味でも日本で売られているカップヌードルとは微妙に違うのです

ですが、さすが日本のブランドといったところで、イギリスで売っている日清食品の製品は味は多少の違いはありますが、後述する低品質な奴らに比べれば100倍マシです。少なくとも完食できますからね~

ちなみに、袋麺の出前一丁は基本的にどの味も平均以上のクオリティーを保っており満足できます!

また、インスタント麺と言ってもラーメンだけでなく、焼きそばやタイやベトナムなど東南アジアで食べられる麵類の食品(名前は知りません)など、豊富な種類が販売されています。

それらも含めれば、非常にたくさんのインスタント麵が売られており、需要があることがひしひしと伝わります。

前置きが少し長くなってしまいましたが、そろそろ本題に移りたいと思います。

私はインスタント麵と言えば、ラーメン系しか食べなかったのでこの記事ではラーメン系カップ麺について、実体験を交えながら、詳しくお話していきます!

ポットヌードル

まずご紹介するのはPot Noodleです。恐らく、これが一番有名かと思います。

好きな人には本当に申し訳ないのですが、個人的な感想としては最悪の味です。

ビーフトマト味やカレー味など色々あります。私が食したのはチキン&マッシュルーム味でした。

※写真のカップ麺の味は一部の種類のみ写っています。

チキン&マッシュルーム味を見かけた際は、一体どんな味なんだろう?チキンだから鶏ガラスープに近いのかも?と淡い期待を寄せていましたが、実際食べてみたらとにかく不味いしか感想が見当たらなかったです。

どう不味いかと言われると中々言葉にするのは難しいですが、思い返せば、

①スープの味がめちゃくちゃ薄かったこと

②麺が全然おいしくなかったこと

③そもそも味が不味い

が原因ではないのかと思います。

非常に水っぽい+不味いスープなので、どこがチキン&マッシュルームの味やねん!と幻滅した記憶があります。

値段は格安なので値段相応なのかもしれませんが、このクオリティーだったら、仮にタダでもらえる機会があったとしても、私だったら絶対に要らないと言うでしょう。

なにせ自分の人生で初めて完食できなかったインスタント麺ですからね~かなり衝撃的でした。

※この後新たな完食できなかったインスタント麵が出てきますが、その時点ではこのPot Noodleがオンリーワンでした 笑

私はチキン&マッシュルーム味のあまりの不味さにそれ以降は二度とPot Noodleを購入する事はなかったのですが、カレー味は日本のカップヌードルでも存在するので、もしかしたらカレー味とかは案外イケるのかもしれません。誰か試して感想を教えてください 笑

Kabuto

その次にご紹介するのがKabutoです。

Pot Noodleのようなおもちゃっぽさはあまりなく、日本語の兜から名前を取っていると言うなかなかイカしたインスタント麵です。

名前の通り、ロゴも日本の兜なので、海外の日本っぽいブランドでよくある名前とデザインの乖離はないです。

かく言う私も、見た目のシンプルさと名前が日本っぽいから期待できるのではないか?と期待して買ったクチです 笑

皆さん既にお察しかと思いますが、このKabutoとんでもない地雷でした。

種類としてはベトナムのフォー味やチキンラーメン味などあり、私はここでもまたチキンラーメン味を購入しました。

チキン味って鶏がらスープやコンソメスープを連想させるので、一番安定しそうな味だと思うじゃないですか? そう思って食べてみたところこれもめちゃくちゃ不味かったです・・・

チキン味でここまで不味くなるか!?と思うくらいです。Kabutoも例外なく水っぽいスープでした。

個人的に特に気に入らなかった部分としては、中にたくさんのコリアンダーが仕込まれていたことですね。

いや、ラベルに小さく書かれていはいますが、チキンラーメンのくせにコリアンダーの量がめちゃ多いんですよ。

♬私~はチキン味、スープで使われる定番の味、イギリスでもいつもの味をお届けしますって、言うじゃな~い♬

でもあんた、コリアンダーの匂いが強すぎる一方でチキンの味が薄すぎるから、バランスがおかしくなって、ただのコリアンダー味になってますから。残念!突然脳裏に浮かんだギター侍(波田陽区)ネタで無理やり批評する斬り!

※意味がわからない人はギター侍で検索してください。

茶番は置いておいて、この商品はチキン味と表記するのではなく、チキン&コリアンダー味にすべきだと思いますね。

以前投稿したラーメン屋のGreen Tea事件と似たような感じです。お金を払った後にその商品が思ってたのと全然違うものだと判明した際のガッカリ感は半端ないです。

kkm10m.hatenablog.com

というわけで、大量のコリアンダー+水っぽい極薄スープのダブルパンチでKabutoは完食できませんでした。

またも補足ですが、このコリアンダーという香草、健康に良い&流行っているのか、イギリスのレストランやカフェ、スーパーマーケットで提供している食品に結構な確率で入っているんですよね~

私もとあるチェーンのカフェでサンドウィッチを購入した時にしれっと具材に混ざってましたし、とあるお店で注文したハンバーガーにも混入していました。

何かとコリアンダーを混ぜたがる文化なので、苦手な人は事前に確認しておいた方がいいですね。

まとめ

以上、イギリスのスーパーマーケットで買えるカップ麺についてでした!

本稿で紹介したのは二つだけですが、他にも色んな種類のカップ麺が売っています。

私はPot NoodleとKabutoを連続で食した上に、どちらも最低のハズレだったのでイギリスのカップ麺はもうダメだ・・・と思いました。

もうダメだ おしまいだ
出典: ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 ©鳥山明/山内重保/東映アニメーション

それ以降、日本の輸入品であるインスタント麵と日清食品のカップ麺以外は一切購入しないと決めたので、他のブランドについては評価できません。中にはそこそこイケるレベルのカップ麺もいくつか存在するかもしれませんね。

皆さんがイギリスへ留学された際は、イギリスのインスタント麺を色々試してみてはいかがでしょうか。

何か美味しい商品を発見したら、ぜひ私に教えていただけますと幸いです。笑

今日はここまで!では、また来週!