Idée Capricieuses ~元イギリス大学日本担当官の気まぐれブログ~

元イギリス大学日本担当官のブログです。 イギリス留学やサセックス大学、大学のある街ブライトン、趣味であるHR/HMや留学中に体験した奇妙な経験など思いついたことを気まぐれのままに書いていくブログです。

これは罠だ!イギリスで見た/聞いた珍事②~とあるラーメン屋で頼んだGreen Tea編~

皆さん、こんにちは!

サセックス大学日本担当官です。

今日はブライトンのとあるラーメン屋さんで筆者が体験した日本では起こりえない衝撃的ハプニングについてお話していきたいと思います!

ブライトンに点在するとあるラーメン屋

ブライトンにはいくつかラーメン屋さんがあるのですが、その大半はエセラーメン屋と言ってもいいほど、クオリティが低いお店が多いです。ブライトンに限らずイギリス全体で見てもそうだと思いますが・・・
(次郎系ラーメンならぬ地雷系ラーメンばかり 笑)

今回の記事ではそのエセラーメン屋で体験した衝撃について書いていきます。

エセラーメン屋の経営者の方は日本人ではないみたいなので、ところどころパチモン感が溢れています。

味も我々日本人が良く知っているような味ではなく、水みたいな極薄味のスープと全然おいしくない太麺が絡み合ったとても微妙な味のラーメンがよく出てきます。しかも高い・・・

明らかに味のクオリティーと値段が釣り合っていないですからね。少なくとも、一杯約1600円の価値は全くないです。

ラーメンも結構ひどかったのですが、今回はそのラーメンがメインではなく、他の事について書いていこうと思いました。

というのも、ラーメンと一緒に頼んだ飲み物が日本では絶対に起こりえないであろう珍事だったのです 笑

冒頭の概要はこれくらいにして、お店を選んだ経緯と体験したハプニングについて順次お話していきたいと思います。

そのラーメン屋を選んだ理由

なぜ私がそのラーメン屋を選んだかと言うと、いつもラーメンを食べに行く時はブライトンにある日本人の方が経営している本格的な美味しいラーメン屋さんに足を運んでいたので、たまには違うお店をチャレンジしてみようと思ったのがきっかけでした。(おいしいお店は最後に紹介してます)

今回取り上げるお店は名前が日本語なのですが、外国によくある安直な日本語名の日本食レストランは正直信用できないのもあって、ある意味怖いもの見たさで選んだのも理由の一つです 笑

私と友人二人の計3名でブライトンの中心地近くにあるラーメン屋さんに行きました。

恐るべき体験談

そのエセラーメン屋についた我々一行は、階段を降りたところにテーブル席に座りメニューを開きました。

ラーメン屋なのにカツカレーとかうどんも置いているThe・外国の日本食レストランという感じでした。

カツカレーはともかく、さすがにラーメン屋でうどんはおかしいでしょう 笑

お店側は多分、"うどんもラーメンも同じ麺料理だし、似たようなもんでしょ!"的な感覚で提供しているんだと思いますが、日本人の感覚からしたら全く違いますよね ・・・

既に色々ツッコミどころ満載なのですが、とりあえず私はチャーシュー麵と今回の爆弾であるグリーン・ティーを注文しました。

私の経験上、イギリスでのスープ系料理はまあまあ地雷が多い印象ですが、ここも例外ではなかったです。

先に出てきた水みたいな薄味スープの不味いラーメンを食している間に、注文した飲み物"Green Tea"がテーブルにやって来ました。

エセとは言え、日本食を前面に押し出しているラーメン屋に居るので、当然、私はGreen Teaを緑茶だと思って一口いただいたのですが・・・






これ、緑茶じゃなくて青汁でした 笑


リアルでポルナレフ状態を体験しました
出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース ©荒木飛呂彦/集英社

※ポルナレフ状態とは、「起きた出来事が理解できず、非常に混乱している状態」のこと。
詳細は↓引用元をご参照ください。

gimon-sukkiri.jp

一口飲んだ瞬間に感じる緑茶では断じてない甘さとちょっとドロドロしている食感に思考が停止しましたね。

"えっ・・・グリーン・ティーだから緑茶だと思っていたのにまさかの青汁⁉"って感じでした。


確かに青汁もグリーン・ティーって呼びますけど、普通ラーメン屋で青汁はメニューに載ってないでしょう!笑

メニューに"Green Tea"としか書かれていないのもひどいです。

メニュー上で何の説明文も無しにGreen Teaって書いていれば、9割がたの人間が緑茶を連想すると思います。ですので、これに引っかかった被害者の人たちは過去にもたくさんいることは容易に想像できますね。

Green Teaと記載されているソフトドリンクメニューには、他にもジャスミンティーとかウーロン茶とかあったと記憶してますが、グリーン・ティーと違って、これらのお茶は他の飲み物と名前が被ることはないので安心かと思います。

しかし、メニュー表ではお茶→お茶と順に並んで、突然の青汁は納得いかないですね。

夜神月: 罠
メニュー表の順番的にもこれは罠です
出典: DEATH NOTE ©大場 つぐみ・小畑健/集英社

まあ、筆者は青汁も好きなんで飲み干しましたけど、青汁が苦手な人で同じ状況に遭遇したら、ガッカリすること間違いなしです。

青汁片手にラーメンを食べる経験はもちろん人生で初めてですし、今後遭遇することもないと思うので、一応思い出にはなったかな~と言った感じです。

(それ以降、その店に行くことは二度となかったですね 笑)

あとがき

以上、ブライトンのラーメン店で起きた珍事件でした!

ガッカリするレストランは他にもいくつかありましたが、これほどの衝撃を与えたお店はここくらいですね。

冒頭にて、ブライトンには他にもいろいろラーメン店があるとお話しましたが、本当に満足できたところは個人的には日本人の方が運営している一軒のみです。

この記事では筆者が青汁を飲んだ酷いラーメン屋の名前も敢えて伏せているので、その美味しいお店が風評被害を受ける可能性もあるかもしれません⁉ そうなってしまっては大変申し訳ないので、最後にその美味しいお店をご紹介してから今回は終わりにしたいと思います。

Goemon Ramen Bar

この写真のお店が美味しいお店の"Goemon Ramen Bar"です。

www.google.com

数々の口コミでも絶賛されてますが、ここは本当においしいお店なので超おすすめです!

この記事で酷評したエセラーメン屋と同じような金額で本格的な日本のラーメンを堪能できます。

ここの"Green Tea"はちゃんと緑茶なのでご安心ください 笑

メニューも豊富でして、ラーメンだけでなく、もずく酢や揚げ茄子、揚げ出し豆腐など日本の一品料理も数々提供しています。

意外とこういう一品系料理を数多く提供している日本食レストランってあんまり見かけないんですよね~。他のお店だとだいたい枝豆と餃子とその他くらいです。

加えて、値段もお手頃価格と非の打ち所がないです。

大変人気のあるお店で営業時間もあまり長くないため、夕食時の18時~20時あたりは基本的に外で待たなければいけません。

※予約は不可です

なので、行くのであればオープン直前である17時30分あたりに行くのをおすすめします。

今週はここまで!

次回もお楽しみに!