Idée Capricieuses ~元イギリス大学日本担当官の気まぐれブログ~

元イギリス大学日本担当官のブログです。 イギリス留学やサセックス大学、大学のある街ブライトン、趣味であるHR/HMや留学中に体験した奇妙な経験など思いついたことを気まぐれのままに書いていくブログです。

サセックス大学のある街ブライトンについて

皆さん、こんにちは!

サセックス大学日本担当官です

今日はサセックス大学がある街ブライトンについてご紹介していきたいと思います!

ブライトンについて

ブライトンの写真
ブライトンの写真

ブライトンはイギリス南部にある海に面した綺麗な街です。

正式名称は"Brighton and Hove"ですが、これは元々ホーブと言う街がブライトンと合併したためです。

(このページではメインのブライトンに焦点を当てて紹介していきます)

街全体のサイズは83㎞2ほどになっており、日本で言うところの兵庫県相生市、秋田県秋田市くらいのサイズです。

上の例えは分かりづらいと思いますが、東京で言う町田市、大阪での茨木市より少し大きいくらいです。

ブライトンの街の規模は大きくないものの、観光地としてイギリス国内の街で屈指の人気があり、

"ベストリゾート"として国内外問わずたくさんの来訪者がやって来ます。

約29万人がブライトンに住んでいますが、街の中心地は観光客の方が多く、現地に住んでいる人たちは少し離れたところに住んでいる方が多いです。

ちなみに、海の向こう側はフランスです。

ブライトンから少し離れた街"Newhaven"から船で渡航できます。

▶Hoveについてちょこっと解説

ブライトンの隣にあるホーブは閑静な住宅街エリアです。

ブライトン中心地から徒歩30分、バスで10分ほどで行くことができます。

サセックス大学のキャンパスからだと、一旦ブライトンに出てから、電車・バスを乗り換え利用する必要があるので、ちょっとだけ面倒ですが、ブライトンと違い、喧騒からほど遠い地域なので、ゆったりランチを楽しんだり、ぶらぶら散歩するなど、人混みから逃れ、気分転換を図るには良い場所です。

閑静な高級住宅街という事で、多くのミュージシャンや芸能人が住んでいます。

Pink FloydのギタリストDavid Gilmour、元UFO・ScorpionsのギタリストMichael Schenker

フィギュアスケートの羽生結弦選手がよく使用する曲"パリの散歩道”の作曲家である故Gary Moore

など、多数の著名人がHoveに住んでいますので、道端で偶然バッタリ遭遇する可能性も充分あると思います。

私はロック・メタル以外興味がないので、その他界隈の有名人は存じませんが・・・

Wikipediaやその他ウェブサイトなどである程度情報が載っているので、興味のある方は調べてみてください。

en.wikipedia.org

雰囲気

上述のとおり、観光地として非常に人気がありますので、たくさんの人が行き来する活気溢れる街となっています。

その一方で、市街地からすこし外れると人混みが少なくなり、ゆったりとしたスローライフも楽しむことができます。

元々は地方のリゾート地として有名でしたが、ここ近年では、さらなる都市開発に注力しており、高級腕時計ショップやブティックなど以前のブライトンにはなかったお店なども続々と進出していますので、

これからもドンドン発展していく街とも言えるでしょう。

年中人の出入りが激しいブライトンですが、特に夏の間はビーチを求めて、イギリス国内外の人たちでブライトンは大盛り上がりになります。

夏のビーチの光景
夏のビーチの光景

他国からの移住者や留学生がたくさん住んでいますので、人種間の隔たりはほとんどなく、様々なバックグランドを持つ人たちと交流する機会が豊富なことも特徴です。

ブライトンは19世紀からLGBTQ(性的マイノリティ)の方々を街全体で寛容的に受け入れてきた、歴史ある街なので、スタンダードと違う感性やファッションセンス、人種、年齢、性別の違いなどを、個人の魅力・個性として受け入れてくれます。

また、ブライトンは世界で一番の"Hipster"の街として有名で、

個性的で奇抜なファッションを身に着けている人やサブカルチャー・インディー文化に嗜好がある人など、流行り廃りやメインストリームを気にしない人々が多数住んでいます。

以下、引用記事です。

www.refinery29.com

変わった人を見かけても、"ブライトンだからね" の一言で全て解決します 笑

イギリス国内の街でもかなり異色ですが、気楽で過ごしやすい街ですし、しがらみのない自由な生活を満喫できますのでおすすめです!

交通網

先週のサセックス大学の特徴~キャンパス編~でも少しお話しましたが、

ブライトンは交通の便も非常に良好です。

サセックス大学キャンパスの交通の便は下記記事からご覧いただけます。

kkm10m.hatenablog.com

市内にはたくさんのバスが走っており、大学キャンパスはもちろん、

バスに乗ればちょっと離れている場所にも気軽にお出かけできます。

ブライトン・バス
バスはこんな感じです

町のサイズは大きくないので、市内中心をブラブラするだけであれば、徒歩でも十分探索可能です!
(大学キャンパスからだと流石に厳しいですが・・・)

また、天気のいい日には自転車を利用したサイクリングを楽しむのもアリです!

無人の自転車スタンドが街の至る所に点在しており、アプリに必要な情報を入力・お金をチャージすれば、いつでもどこでも自転車を借りることができるので、何かと便利です。

ブライトン・自転車スタンド
街中にはこのような無人の自転車スタンドがたくさんあります

中心地には電車も運行しており、ロンドンまで1時間ほどで行くことができます。

日帰り観光も楽しめる距離ですので、休日のちょっとした遠出にピッタリです。

観光・娯楽

ブライトンの観光地といえば、まずビーチが思いつきますが、他にも、

海上にある遊園地の“Brighton Pier"

モスクのような外装にもかかわらず、内装は18世紀バロック様式で装飾されているミュージアム“Royal Pavillion”

カジノ・映画館・ボーリング場など娯楽施設があるヨットハーバー"Brighton Marina"

など、観光スポットもたくさんあります。

また、ブライトンのナイトライフは非常に盛んで、ナイトクラブ・クラブ音楽好きな人にとっては、とても魅力的な場所でしょう。

夜になると昼間の光景とはまた違う熱気にあふれた街の一面を見ることができます。

長くなってきたので、今回はここまで!

また別の機会に色々と詳しくご紹介していきたいと思います。

次回はブライトンでの生活費について、自身体の験談を交えたリアルな話をしていきたいと思います。

それでは、また来週!