皆さん、こんにちは!
サセックス大学日本担当官です。
生活に必要なものを購入するために必ず利用するスーパーマーケットですが、イギリスにもたくさんの種類があります。
各スーパーマーケットによって、品揃え・値段・品質など様々です。
個人経営の小さなショップを利用する人もいると思いますが、個人経営のショップは品揃えがあまり良くなく、値段も少しお高いお店が多いです。
イギリス国内だと、Covenience StoreやOff Licenseと言う名前のお店がまさにその一例ですね。
このブログを読んでいる方もそうですが、留学する時が初めてイギリスに行かれる方も多いかと思いますので、今回は イギリスにあるスーパーマーケットのそれぞれの特徴について、簡単にまとめてお話していきたいと思います!
※筆者の主観による評価です
※各項目の★の数が多いほど評価が高いです(最大5つ)
※本稿で記載している情報はブライトン&ホーブに関する情報です。その他イギリス地域の場合だと情報が異なる可能性があります
Sainsbury
- 品質:★★★
- 品揃え:★★★
- 値段:★★★
- 出店数:★★★★
最初にご紹介するのはSainsburyと言う名のスーパーマーケットです。
イギリス国内だと、どこでも見かけるほどメジャーなスーパーマーケットですね。
どうやら、イギリス国内マーケットシェア第2位に獲得しており、ポピュラーなスーパーマーケットと言えます。
店舗の規模もメガサイズのお店からSainsbury Localと呼ばれる小規模サイズのお店まであり、地域のいたるところで見かけます。
サセックス大学のある街ブライトンでも、大規模店舗が2つと小さいお店が少なくとも4つ以上ありますので、見かける頻度はかなり高いです。
商品の値段はまずまずと言ったところで決して安くはないですが、特別高いわけでもないです。
商品の品質や品揃えも並程度ですので、一般的にイメージしやすい普通のスーパーマーケットがSainysburyと言えるでしょう。
当たり前の事ですが、サイズの大きい店舗では色んな種類の商品を取り揃えており、各種類(酒・生鮮食品・お菓子など)のバリエーションはとても豊富なのですが、小規模型店舗は小ささ故か、基本的な食料品や日用品がほとんどを占めており、選択肢が非常に狭いのが特徴ですね。
大きいサイズの店舗だと、フライパンや鍋、枕、おもちゃなども売っているお店もありますので、食料品・日用品以外の商品を探す時は便利です。
品揃えは良くも悪くも店舗サイズで変わるので、どこのお店に行くかによって印象が違うと思います。
ブライトンには2つの大型店舗があるので、普段大型店舗で買い物をしている人がSainsbury Localに行くとショボく感じるでしょう。
昔ブライトンに留学生として住んでいた時は、①商品の品数やバリエーションの豊富さ、②そこそこの値段、③安定した品質という観点から、大型店舗のSainsburyをよく利用していました。
普通のスーパーマーケットを求めるのならSainysburyがおすすめです。
Co-op
- 品質:★★★
- 品揃え:★★
- 値段:★★
- 出店数:★★★★★
続いてご紹介するのがCooperative通称Co-opと呼ばれるスーパーマーケットです。
こちらのスーパーマーケットは小規模店舗を色々なエリアに構えるタイプのスーパーマーケットで、大型店舗はないです。(少なくとも、ブライトンにあるCo-opは全て小規模タイプです)
イギリス国内ではどこにでも見かけるスーパーマーケットであり、サセックス大学キャンパス内にあるスーパーマーケットもこのCo-opです。
特徴としては出店数ですかね。Sainsbury Local以上にどこにでもあるお店で、どこでもあると言うのはアクセスしやすくて便利です。
というのも、このCo-opですが、実はイギリス国内で一番店舗数が多いスーパーマーケットみたいで、その展開力からアクセス性が非常に高いです。
ただし、全店舗小さいお店ばかりのため品数は結構限られており、日用品や食料品はベーシックなものがほとんどなので、痒い所に手が届かないことが多いです。
これはSainsbury Localにも当てはまることですが、Sainsburyは大型店舗を利用すれば品揃えは全然気にならないです。
なので、特定の商品を求める人や商品のブランドや種類にこだわりがある人には利用する価値が薄いお店だと思います。
加えて、値段もまあまあ高めに設定されているのでお財布にも優しくないです。
値段が高い割には、品質も別に極めて並みなのでイマイチ値段と品質が釣り合ってない感じがします。
※Ready To Eat系のお惣菜は残念なくらい微妙な物が多いです。食べられないほど不味くは無いが特別おいしくもないレベルですね。
※Ready to Eatとは出来合いのお惣菜のことを指します。大半の惣菜は電子レンジまたはオーブンで加熱することが前提の商品です。加熱すればすぐに食べれるので、冷蔵庫に入れておけば便利です。
身近に多数あるので利便性だけ見ればCo-opでいいですが、もし生活費を抑えたい方や多数の商品から色々選びたい方であれば、他のスーパーマーケットを選ぶ事をおすすめします。
Aldi
- 品質:★★★
- 品揃え:★★★★
- 値段:★★★★★
- 出店数:★★
次はディスカウントストアであるAldiを紹介します。
ディスカウントストアとは、自社で開発した商品中心の販売形式やセルフレジの削減、商品を段ボール箱に入れたまま陳列などでコストを抑え、その分安く商品を提供するお店です。
日本で言うところのOKスーパーや業務スーパーなどと似たようなお店と考えていただいてOKです。
上記2つのスーパーマーケットと比べると出店数は少ないです。ブライトン市内だと3店舗しかありません。その内の1店舗は中心地からかなり離れているので、実質2店舗です。
その分ほとんどのお店が比較的大きい作りの店舗のため、陳列されている商品は数・種類共に多いです。
ディスカウントストアと言えば、やはりお値段が安い点が魅力ですね。
ここまで&これから紹介していくスーパーマーケットの中で最低価格帯で提供しているお店となっており、節約重視の方の強い味方となってくれます。その値段ゆえか、現地学生および他国からの留学生のみならず、ファミリー層にも大変人気のあるお店です。
品質も全然悪くないので、値段が安いけど品質がね・・・と気になる方でも安心して利用できます。
特に品質が気になりにくい日用品や加工食品、冷凍食品の購入であれば全く問題ないです。
ただ、※さすがに生鮮食品は他のスーパーマーケットよりも劣ることもあるので、食品の鮮度を気にされる方は生鮮食品は購入しない方が無難かもしれません。
※鮮度は店舗ごとに異なる
逆に言えば、そこまで鮮度など気にしない方であれば、ほぼすべての商品をAldiだけで完結できると思います。
自身の体験談で語ると、生鮮食品の品質は平均的と言ったところで他のスーパーマーケットとあまり違いは無いように感じましたが、果物はイマイチだった記憶がありますね。ご参考までに。
Waitrose
- 品質:★★★★★
- 品揃え:★★★★
- 値段:★
- 出店数:★
最後にご紹介するスーパーマーケットはWaitroseです。
Waitroseは高級志向のスーパーマーケットなので、日本で言うところの成城石井や紀伊国屋に近い立ち位置です。
関西の人であればいかりスーパーマーケットです。
このWaitroseですが、どうやらイギリス皇室御用達のスーパーマーケットらしく、国内で一番ランクの高いスーパーマーケットらしいです。
言わずもがな、値段は本稿で紹介したスーパーマーケットの中で一番高いですし、高級志向のため、イギリス全体で見ても店舗数は少なめです。ブライトンには1店舗しかありません。
しかし、1つのお店のサイズはそこそこ大きく、品揃えや品質は段違いで素晴らしいです。
まず、品揃えですが、一般的な商品からちょっと変わった珍しい商品も取り揃えており、店内を見回るだけでも楽しめます。日本の高級スーパーと同じ感じです。
同時に自社オリジナルブランド商品も多数揃えており、オリジナリティの高い商品も多く陳列されています。
そして、品質に関してですが、値段相応の商品が多い印象です。Waitroseで販売されている惣菜の味もかなりクオリティが高いので惣菜だけ買うのもアリです。
安定したクオリティーを保ちつつお惣菜を提供しているスーパーマーケットは少ないのでおすすめです。
SainsburyやCo-opの惣菜と比べてみると違いがハッキリとわかります 笑
野菜とか肉などの生鮮食品も他のスーパーマーケットより素材がいいです。
ただ、サラダみたいに生で食べる場合やステーキみたいな素材の味が重要になる料理であれば別ですが、食材系は料理の際に味付けするのが基本なので、違いがわかりにくいこともあるかと思いますので、個人のこだわりによって使い分けて良いと思います。
まとめ
以上、イギリスにあるスーパーマーケットの比較その①でした!
イギリスにもいろんな種類のスーパーマーケットがあり、それぞれ良し悪しの点があるので本稿を参考にしつつ、留学に行かれた際にご自身で足を運んでみて、自分に合ったスーパーマーケットを探してみると良いでしょう!
今回はここまで!