Idée Capricieuses ~元イギリス大学日本担当官の気まぐれブログ~

元イギリス大学日本担当官のブログです。 イギリス留学やサセックス大学、大学のある街ブライトン、趣味であるHR/HMや留学中に体験した奇妙な経験など思いついたことを気まぐれのままに書いていくブログです。

ほとんど別物!? イギリスで見た/聞いた珍事その⑨~イギリスのカラオケ編~

皆さん、こんにちは!

サセックス大学日本担当官です。

今日はイギリスでポピュラーなエンタメであるカラオケについてお話していきたいと思います。

カラオケ

突然ですが、皆さん、カラオケはお好きですか?

好き嫌いが分かれやすい遊びだと思いますが、日本でもお馴染みのカラオケはイギリスでも人気があります。

日本の場合、カラオケボックスは個室ごとに分かれているのがほとんどですが、イギリスでは様子が違ってきます。

イギリスのカラオケは主に、


①カラオケイベントを開催しているパブで知らない人間の前で歌うタイプ

②個室を借りて歌うタイプ

この二種類に大きく分けられます。

日本でよくあるカラオケと言えば②の方ですが、イギリスだと個室タイプはあまり見かけない珍しいスタイルとなっています。

逆に①のカラオケイベントは人気があるため、様々なパブで定期的にイベントとして開催されており、イベント当日は酔っぱらった人たちがワイワイ騒いで楽しんでいます。

日本的に①を表現すると大きな会場で歌うカラオケスナックやバンドのライブ公演みたいな感じです。

私は①と②の両方を体験したことありますが、どちらも全然違う雰囲気なので結構楽しめましたね。

正直、知らない人の前で歌うのが恥ずかしい人にとっては①は地獄だと思いますが、これはこれで面白い経験です。もし機会があれば参加してみると良いでしょう。

さて、そんなイギリスのカラオケ文化ですが、日本のカラオケとは結構違う点が多いです。

特にボックス式のカラオケは日本のものとは悪い意味で大きく異なります。笑

決して誇張表現ではなく、マジで利便性が別次元なんですよね。

本稿では②の個室式カラオケに焦点を当てつつお話していきます。

実際に利用していただければその違いがしみじみと伝わるかと思いますが、なかなかイギリスでカラオケに行く機会もないかと思いますので、今回はイギリスでのカラオケについて特徴と違いを簡単にまとめてみました!

※2019年くらいの情報を元に記事を書いています。もしかしたら、今は少し違うかもしれないです。

収録曲の少なさ+選曲が微妙

日本でカラオケによく行かれる方はご存知かと思いますが、まず、日本のカラオケボックスで提供している楽曲数って実はメチャクチャ多いんですよね。

ヒットソングや定番曲以外の曲も多数収録されていますし、あまりメジャーではないバンドやアーティストの曲も収録されていることも多々あり、非常に充実しています。

しかも、ポップスや歌謡曲、ロック、ヘヴィメタル、ヒップホップ、アニソン、演歌など音楽ジャンル問わず、かなりバラエティーの富んだ楽曲が収録されています。

そのため、カラオケに行った際に自分の歌える曲がないといった状況には早々ならないようになっています。

誰でも楽しみやすい仕組みになっており、そのサービス精神には驚きを隠せませんね。

一方、イギリスのカラオケボックスは収録曲が非常に少ないです。

誰もが知っている超売れっ子アーティストでも10曲あればかなり多い方で、そこそこのメジャーアーティストでも5曲くらいしかないこともよくにあります。

日本のカラオケだと曲数の多いアーティストであれば30~40曲くらい収録されているのですが、イギリスだと多くてたったの10曲程度しかないのは驚きです。

よく覚えている出来事として、今から4年ほど前に私がイギリスのカラオケに行ったときに好きなバンドを検索にかけてみたところ、Judas Priestだと収録曲はLiving After Midnight, Breaking The LawとPainkillerの3曲、Deep PurpleではSmoke on the Water とHighway Starのみ収録されていました。

日本のカラオケだと、両バンドは少なくても20曲くらいは収録されているんですよね。


以下、茶番にお付き合いください。


イギリスのカラオケボックスってよォ~

イギリスハードロック代表バンドの1つDeep PurpleからSmoke on the Water とHighway Starが収録されているのはよくわかる。スゲーよくわかる。黄金期である第二期(MKII)時代の曲だし、どちらも誰もが一度は聞いたことがあるくらいの有名な曲だからな。

だが、上記2曲以外の曲が全く収録されてねえってのはどういうことだああ~!?

BurnやFireball、Perfect Strangersとかイギリス国内+国外のチャート上位に入っている代表曲はたくさんあるっつ~のよ。ナメやがってこのカラオケ超イラつくぜぇ~

2曲しか収録されてなかったら、Deep Purpleしか歌えない人にとっては10分くらいでだんまりモードになっちまうじゃねえ~か。2曲出すんなら、追加でプラス3曲くらい追加しろってんだ!チクショー!

元ネタ
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社

レーベルの版権の問題とかアーティストからの使用許可などいろいろな課題があるのは理解できますが、日本のカラオケと比べると、さすがに収録曲が少なすぎます。

収録曲の少なさに加えて、イギリスのカラオケは何を基準にして収録しているのかよくわからないほど選曲が微妙なんです。

イギリスでヒットしている曲が入っているのはわかりますが、ライブで頻繁にプレイするいわゆる代表曲が全然収録されてなかったり、一般的にリスナーから人気の高い曲を避けた何故このチョイス?と首を傾げたくなることもあります。

ライブで観客と合唱するタイプの曲は古今東西多いですが、そういう人気曲を排除して、ただヒット(売れた)曲を2~3ほどピックアップして収録しているだけなのが個人的に非常に残念であり歯がゆい気持ちです。

※英ヘヴィメタルバンドのIron Maidenを一例として挙げると、ヒット曲のThe TrooperとCan I Play With Madnessはイギリスのカラオケボックスに収録されているが、ライブの定番で盛りあがるタイプの曲であるRun to The Hillsが収録されてないんですよね。シングルでも英国でそこそこヒットしたのに何故だ!?

そのアーティスト/バンドが好きなのにもかかわらず、自分が歌える曲が全くないというシチュエーションが結構ありますので、ここはぜひ改善して欲しいところです。

これは完全な主観なのですが、収録曲はどちらかというと英国でヒットした曲に偏っていると思います。他国でヒットしたがイギリスでイマイチヒットしなかった曲は未収録というケースが度々あります。

イギリスで国民的な人気を誇るバンドのThin Lizzy・Motorhead・The Cultなどがまさに該当すると思います。ご参考までに。

一方、パブで開催するタイプのカラオケは原曲のボーカルなし(いわゆるインストヴァージョン)を垂れ流すケースが多いです。

カラオケボックスとは違い、多くのパブがYoutubeやSpotifyとかにアップロードされている音源を使用しているため、収録曲の少なさはあまり気にならないことが多いです。

ただし、原曲のインストを垂れ流すだけなので、ボーカルのメロディラインガイドはないことが多いです。

普段カラオケでメロディライン付き伴奏を利用している人にとっては難易度が高いかもしれません。

英詩の曲以外はほぼ未収録

イギリスにあるカラオケなので当然と言えば当然ですが、基本的に英語の曲以外は無いと思ったほうがいいです。

フランス語とかスペイン語といった※ヨーロッパ系言語の曲であれば色々あるのかもしれないですが、日本語の曲を見つけるのは至難の業でしょう。

※私が数名の友人とカラオケに行ったとき、アルゼンチン人の留学生がスペイン語の曲を歌ってました。

そのため、普段洋楽を聴かない人の場合、イギリスでカラオケに行っても黙って聴くのに徹するしかないです。

加えて、前述でお話した収録曲の少なさもあってか、QueenやTaylor Swift、The Beatles、Coldplay など超メジャーアーティストの場合でも、代表曲ある程度知っていないと、そもそもカラオケで一曲も歌えないこともあると思います。

1~2曲しか知らない場合だと、その数少ない自分の知っている曲が未収録であれば詰みます。

周りが楽しんでいる中、ただ高い料金を払うだけになる可能性が高くなるので注意しましょう。

そして、洋楽好きな方でもジャンルによっては、全然曲が収録されていないこともザラです。

つまり、何が言いたいかというと、例えば、洋楽でロックとメタルが好きな方でも、ゴシックロックやブラックメタル、パワーメタル、メタルコア、メロディックデスメタルみたいなマイナー寄りジャンルばかり聞いている人は曲が全然収録されていないので歌えないということです。自分の好きなバンドの曲が全く収録されてないとなんだか悲しいですよね・・・

プログレッシブロック系(Pink Floyd・Genesisなど)・プログレッシブハード系(Kansas・Bostonなど)・サザンロック系(Lynerd Skynerd・ZZ Topなど)のアーティストはそれなりに収録されています。

私もまさに自分の好きなバンドの曲がことごとく未収録で悲しみを背負った人間の一人であり、その気持ちはよく理解できます。

私の好きなメタルバンドを一部挙げると、DIOやHelloween、Accept、Manowar、Pantera、Yngwie Malmsteen、Symphony X、Nightwish などがあります。

どれもロック・メタル界隈ではメジャーなアーティストでして、日本のカラオケボックスにはどのアーティストも最低でも1曲は必ず収録されているのですが、イギリスのカラオケマシーンだと曲どころか名前すら検索できなかったのは苦い思い出です。

Accept、Manowarがないのはともかく、まさかメタルの大御所であるDIOがないとは想像もしませんでした。

Motorheadが収録されてあって、※DIOが未収録なのがどうしても納得できませんね~

※バンドとしてのDIOがないからか、当然のようにBlack SabbathとRitchie Blackmore’s RainbowもRonnie James DIO在籍時の曲はありませんでした。

自分の好きなバンドの8割ほどが未収録ゆえ、辛うじて収録されている自分の数少ないレパートリーを終えた前半でガス欠状態になり、カラオケ後半になるとBostonやABBA、Marilin Manson、Carpenters、Muse などから選曲していました。

上記アーティスト達も個人的にかなり好きなんですけど、あくまで専門分野(ハードロック・ヘヴィメタル)ではないと言う意味で挙げてます。

このような状況に直面することが非常に多いのでハードロック・ヘヴィメタルリスナーにとっては苦痛ですね。

なお、私の一番のお気に入りバンドである※Ricthie Blackmore's RainbowだとAll night Long、Since you've been Gone、I Surrenderの3曲はちゃんと収録されていました。

どの曲もイギリス国内でシングルヒットした曲なので納得です。Spotlight Kid? Kill The King? Stargazer? Eyes of the World?Stone Cold?そんなのありませんよ・・・哀

Rainbowのファンはぜひ参考にしてみてください!

このブログの読者にそんな人がいるかどうかさっぱり不明ですが・・・

※Ritchie Blackmore's Rainbowはイギリス出身のバンド。日本でも根強い人気があるためか、日本のカラオケには↑の曲は全て収録されている+他の曲も併せるとだいたい15曲くらい収録されている。

バンドの出身地であり、ロックの本場でもあるイギリスだと、どれほどの曲が収録されているのだろうか?と行く前はかなり期待しており、ワクワクしてたのですが、実際行ってみると期待外れも甚だしい結果に終わりました。

基本は原曲キーで歌う

少々うろ覚えなのですが、確かイギリスのカラオケボックスでは音程調整や速度調整などの細かい設定はできなかったと記憶しています。

通常、タッチパネルディスプレイで歌う曲を選択→予約するのですが、その画面にピッチコントロールはなかったです。

そのため、基本的にイギリスでカラオケに行く場合は原曲キーで歌う必要があります。キーの高い曲を選ぶ際は気を付けましょう。

なお、イギリスのカラオケボックスの場合、日本のように小さい端末が置いてあるわけではなく、各部屋の壁に固定されている大きめのタッチディスプレイを操作して、曲のリクエストを行います。

曲をリクエストする際に毎回立ち上がって、ディスプレイ操作を行う必要があるので地味にめんどくさいです。スクリーンの真横で他の人が歌ってるし・・・

パブ主催のカラオケは元々インストを流すだけなので、キー変更・速度調整は不可だと思います。(Spotifyは知りませんが、Youtubeなら速度を変更できるので速度調整だけは可能?)

まあ、イギリスのカラオケ文化では歌の上手いヘタよりも、酔っぱらった状態でみんなで騒ぐことがメイン?みたいなので音が外れることや歌が上手くないこと自体あまり気にしない様子です。

実際に行ってみると、みんなが知っている曲を選んでみんなで合唱するその雰囲気がとても楽しいです。

特にパブのカラオケだと、友人以外の観客がたくさんいるのでライブ会場的な臨場感を味わうことができます。

みんなが知っている曲であれば大盛り上がり間違いなしですね。音外しまくりの酔っ払いに別の酔っ払いが絡みに来ることも日常茶飯事です 笑

この緩い感じの雰囲気がイギリスのカラオケ文化のよい点と言えます!

料金が意外と高い

最後に触れておきたいのが料金です。イギリスのカラオケボックスは値段が割高です。

ここでいう値段が高いというのは単純な利用料だけでなく、ドリンク代も含めています。

施設利用料は場所によって異なるかと思いますが、参考としてブライトンにあるカラオケバー’Lucky Voice’を例に挙げるとすれば、1時間あたりの金額だとOff Peak最低価格が£6 (約1000円)、Peak時の最低価格は£9(約1635円)です。

Off Peak、Peak共に曜日と日時ごとに細かく値段が設定されており、土曜日のピークタイムが£15(約2780円)と一番高い値段となっています。

※上記値段は事前予約のみ。予約なしだともう少し割高になります。
※£1=約182円のレートで計算しています。

詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。

www.luckyvoice.com

一見値段は高くなさそうですが、ピーク割引は基本的に営業開始から2時間のみとなっているみたいです。

友達と夜にカラオケパーティーする場合、それなりの値段になるでしょう。

加えて、予約受付は最低2時間からとなっており、上記金額×2の金額がスタンダードとなります。OFF Peakの最低価格である£6を例に挙げるとすれば、£12(約2200円)です。

利用料金に加えて、ドリンク代もなかなかの価格設定となっています。

ビール1瓶は最低でも£5(約900円)、ミネラルウォーター£2.3(約400円)、フードのピザが£12.5(約2100円)という感じですね。

日本のような飲み放題のサービスは一切なく、お水も有料で購入する必要があります。

イギリスの個室付きカラオケは厳密に言えば、カラオケボックスではなく、カラオケバーらしいです。

バーと名乗っているだけあって提供しているお酒の種類は比較的多い一方、フードはピザかナッツ類くらいしかなくシンプルです。

イギリスにおけるカラオケは気軽に足を運ぶようなエンタメではなく、仲間内とワイワイ楽しむパーティー・ソーシャルアクティビティみたいな感覚ではないかと推測します。

パーティー利用の目的がメインのためか、通常営業時間は18時~午前2時になっており、土日祝日も午後14時以降の営業と遅めになっているのが特徴と言えます。

日本のカラオケは24時間営業が普通だから大した特徴でもないって?なぁに~きこえんな~
出典: 北斗の拳 ©武論尊・原哲夫/集英社

少し本題から逸れましたが、イギリスのカラオケはそれなりに費用がかかるため、利用する時は覚悟していきましょう。

まとめ

イギリスのカラオケについては以上です。

こう見てみると日本とイギリスのカラオケ事情はかなり異なってますね。

いろいろ不便なところが多いイギリスのカラオケですが、今振り返ってみるとなんだかんだ言って楽しかった記憶があります。

イギリスのカラオケ体験で個人的に特に驚いたのが、現地イギリス人およびヨーロッパからの留学生が選ぶ曲の渋さですね。

自分のクラスメートであるイギリス学生がカラオケで歌った曲がBlack SabbathのParanoid・Iron MaidenのThe Trooper・TotoのAfrica、そして、別の機会でカラオケに行ったときに友人のギリシャ人留学生がA-haのTake on meとSantanaのEuropaという渋い(素晴らしい)チョイス!

出典: Metal Gear Solid V ©小島プロダクション/コナミデジタルエンタテインメント

2019年という現代・二人とも22歳前後だったにもかかわらず選曲が完全に80年代です 笑

洋楽好きにとってはそういう人達が年齢問わずゴロゴロいるヨーロッパは最高です。

ここまで度々お話しましたが、ハードロック・メタル愛好家は収録されている曲・アーティストの少なさにカラオケに行っても苦しむことが多いと思います。

かつての私と同じく、ハードロック・ヘヴィメタル愛好家はその愛・こだわりゆえに一点特化し、それ以外の音楽は聴かない人が結構多いと思いますので、余計に聴きに徹する機会が増えるでしょう。

今でこそ多様なジャンルの音楽を聴くようになりましたが、私も18歳くらいまではポップスやオルタナはもちろんのこと、今は大好きなヘヴィメタルも当時は一切聴かず、RainbowやScorpions、Black Sabbath、UFO、初期Judas Priestのような70年代~80年代中期までのイギリス/ヨーロッパ系ハードロックのみに傾倒していた人間だったので同士の気持ちはよく理解できます。ハードロックでもアメリカンハードロックバンドは邪道として当時は避けてましたし 笑

知らない人向けに簡単に説明しますが、一口にロック/メタルと言っても色んなサブカテゴリがあり、細分化すれば、人によってかなり好みが分かれます。

Judas PriestやIron Maidenが好きな人にとっては、Linkin ParkやDisturbedみたいなニューメタルは受け入れらない存在でしょうし、Bad CompanyやThin Lizzyが好きな人にとってはPanteraやLamb of Godみたいなヘヴィネスの塊みたいな音楽は聴くに堪えないでしょうし、サブカテゴリ問わず、全般的にハードロック・ヘヴィメタルが好きな人間にとってもTaylor SwiftやMiley Cyrus、Kelly Clarksonみたいなポップスは完全否定、みたいな例を挙げればわかりやすいのではないでしょうか。

音楽性が全然違いますし、個人の好みの問題もあるので比べても仕方ないことではありますが、どのアーティストも良い曲はあります。私も好きの度合いにこそ差はありますが、上記アーティスト達は全部好きです。

ハードロック・ヘヴィメタル界隈だとこういう雑食リスナーはあまり多くないので、Brothers of Metalとして残念に思います。

自分の好みに合った音楽って他のジャンル・カテゴリーでも転がっていることも意外と多く、”メタルじゃないから”、”ラップが入っているから”、”シャウトがうるさいから”、”売れ線のポップスだから”、”アメリカのバンドだから”、とちゃんと聴かずに安易に切り捨てるのは実にもったいないことです。

別にこれはハードロック・メタル→他の音楽だけに限った話ではなく、他の音楽→ハードロック・メタルにも該当しますけどね。

要約すると、一分野に特化した人間(特にハードロック・ヘヴィメタル)がイギリスのカラオケに行くと思ったより楽しめないことが多いゆえ、メインストリームの音楽もある程度頭に入れておくとより一層楽しめます!と言いたかっただけです。

一方、オルタナやエモ、ニューメタル、グランジ、ブルース、パンク、ポップス、ヒップホップなど幅広く聴いている人はイギリスのカラオケに行っても全く問題なく楽しめると思います。カテゴリーを超えたレパートリーの豊富さがかなり強みになります。

このレパートリーの豊富さはカラオケだけでなく、留学中の日常会話でも有効に活用できますのでコミュニケーションの潤滑油として便利です。

kkm10m.hatenablog.com

そうそう、噂で聞いたことがあるのですが、ロンドンにある一部のカラオケボックスには日本の機械が導入されているらしく、そこのカラオケボックスに行けば日本の曲も収録されているらしいですよ。

ロンドンのどこにそのお店があるのか存じませんが、もし機会があればぜひ行ってみたいですよね。

長々となりましたが、今回はここまで!また次回をお楽しみに。